「機動戦士Zガンダム」に登場したフォウ・ムラサメは、強化人間という強烈なインパクトを残しました。そんな彼女が主人公の小説がありまずので、ぜひ読んでみてください。
小説「機動戦士Zガンダム フォウ・ストーリー そして、戦士に…」
物語は「機動戦士Zガンダム」の少し前から始まり、フォウが香港に向けて出撃するところで終わります。
この間に、いろいろな出会いと別れがあり、カミーユと出会う前は、こういう人生を歩んでいたんだなと、しみじみ思う次第です。
作品の見どころ
フォウと名づけられたいきさつ
物語の冒頭でフォウと名づけられたいきさつが書かれています。と言うことは、フォウと名乗る以前の名前も出てきます。
この名前、気になりますよね。
とはいえ、この頃のフォウは既に記憶がないので、この名前も後からつけられたものですけどね。
それでも、フォウの前の名前が気になる方は、ぜひ、小説を御覧ください。
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白いサイコガンダム
サイコガンダム、・・・、アニメで最初に登場したときは、その大きさに圧倒されたものです。。
カミーユの乗ったガンダムMkⅡが、まるで子供のように見えました。
そのサイコガンダムはアニメでは黒色をしていましたが、小説で登場する試作機は白色でした。
確かにガンダムと言えば白を基調としたカラーリングのイメージが強いです。
そのため白色のほうが何となく、しっくりきます。
当初、サイコガンダムはムラサメ研究所で開発していましたが。、グリプス戦争が始まると、ムラサメ研究所はティターンズの傘下に属すようになり、それに伴い、ティターンズカラーに変更になったのでしょうね。
そういえば、ガンダムMKⅡも、最初に登場したときはティターンズカラーの黑でしたが、江ウーゴに奪取されてからは白色に塗り替えられていましたね。
このへんのイメージカラーの変化を追っていくと、面白いです。
あのキャラクターも登場
実は、この小説には懐かしいキャラクターが登場します。
それは、ジル・ラトキエです。
「ジルって誰?」と言う人もいれば、「え?あのジル?」と言う人もいるでしょう。
ジルは、ファーストガンダムに登場したミハル・ラトキエの弟です。
ミハルは、ホワイトベースにスパイとして潜入し、その後、カイと共に戦い、散っていった少女です。
そのミハルの弟のジルがたくましくなって登場します。
ファーストガンダムの頃のジルは、頼りない感じでしたが、その後、辛い経験を経た結果、強い少年としてフォウの前に現れました。
このジルとフォウの絡みも見どころの一つですので、ぜい楽しん読んでくださいね。
ちなみに、「機動戦士Zガンダム デイアフタートゥモロー -カイ・シデンのレポートより-」では、カイはサイコガンダムが香港に向けて飛行しているのを目撃しています。もし、カイがムラサメ研究所のことを知り、興味を持っていたならば、ひょっとしたらジルに会えていたかもしれませんね。
興味のある方は、こちらの記事も御覧ください。
まとめ
「機動戦士Zガンダム」では、強烈の印象を残したフォウ・ムラサメ。
そんな彼女の生い立ちを少しでも感じられる小説「機動戦士Zガンダム フォウ・ストーリー そして、戦士に…」には、ファンはもちろんのこと、そうでない人にも難しい話は出てきませんので、ぜひ読んでほしい一冊です。
今回も最後までお読みくださり、ありがとうございました。