SEEDやDESTINYは知っているけど、STARGAZERって何?どんな話なの?キラやアスランは出てくるの?と言った疑問がある方は、ぜひ本記事を御覧ください。
漫画「機動戦士ガンダムSEED C.E. 73 STARGAZER」について
時代背景
STARGAZERの時代はタイトルにあるようにCE73です。
DESTINYの最初の頃にユニウスセブンの落下事件がありましたが、STARGAZERは、この事件から始まります。
そのため、時代としてはDESTINYと同時期で、シン達とは別の場所で起きている話になります。
そのため、キラやアスラン、シンとの直接的な関わりはありません。
これほどの大事件なのですから、色々な場所で何かが起きていても不思議ではないですよね。
物語の展開
物語は、ファントムペインに所属するスウェン・カル・バヤンと、DSSDと呼ばれる組織に所属するセレーネ・マクグリフの二人を中心に展開されます。
ファントムペインには、ネオやステラも所属していましたね。
DESTINYの冒頭でネオ達がガイア等を強奪したのと同様に、スウェンもセレーネが開発に関わったSTARGAZERを強奪しようとします。
この強奪するという展開は、はガンダムシリーズではお決まりになっています。
この奪うか、守れるかの攻防をぜひ楽しんで見てくださいね。
スウェンとSTARGAZER
この物語で対照的に描かれていたのが、スウェンとSTARGAZERでした。
戦うことを強要された人間
スウェンは、特殊訓練や洗脳を受け、まるでコーディネーターを抹殺することのみを目的とした兵器のようになりました。
洗脳教育は怖いけど、第二次世界大戦時に日本でも同じようなことが行われていたのではないでしょうか。
私は戦後生まれのため、戦時中のことは教科書やテレビ、インターネット等でしか知ることができませんが、当時は「鬼畜米英」と唱えながら欧米を憎むよう促す動きもあったようです。
こういうことが起きる可能性があるので、やはり戦争は怖いです。
宇宙探査に利用されようとしたモビルスーツ
一方、戦闘目的ではなく、宇宙探査を目的として開発されたモビルスーツ。それがSTARGAZERです。
こんなふうに兵器以外の利用も考えられると良いですね。
特に、日本のような災害の多い国では、救助活動や復興などの手助けになるのではないでしょうか。
平和利用は、考えればいくらでも出てくると思いますので、そういった方向に目が向いてもらえれば良いですね。
ガンダムと言えば白色を想い浮かべます。
そして、白色と言えば平和の象徴。
そんなふうに平和の象徴としての白いモビルスーツになることを期待します。
あ、そうなるとガンダムの話が終わってしまうかな?(笑)
漫画版の最後
アニメ版の最後は、スウェンとセレーネがコールドスリープをしたまま終わっています。
そのため、二人が助かったのか、どうかが不明なままです。
ですが、漫画版では、その後が描かれています。
二人が、どうなったのかを知りたい方は、ぜひ漫画も読んでみてくださいね。
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まとめ
STARGAZERは、キラやアスランと同じ時間軸上の物語ですが、直接的な関わりはありません。
そのためSTARGAZERを見なくても、SEEDやDESTINY、FREEDOMを楽しむことはできます。
逆に言えば、STARGAZERは、これらを見ていなくても楽しめますし、全1巻なので、気楽にSEEDの世界観を堪能できる作品と言えるでしょう。